明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

Practice Makes Perfect Spanish Verb Tenses


なんか急に、どうでもいいことが書きたくなったので……。

『Practice Makes Perfect Spanish Verb Tenses』


スペイン語はいつも動詞活用とボキャブラリーで挫折してしまう。まずは動詞活用だということで、その養成ギブス的なものとして購入したのがこの本。様々なタイプの動詞の、様々な活用の問題がひたすら続くだけの、動詞活用練習ノートだ。日本でこういう本がないか探したが、ありそうでない。あっても、問題量が中途半端だったりして、結局、わたしの目的にあったものは、この英書しかなかった。

文法の入門書ではない。一通りスペイン語文法をやったことのある人が、動詞を強化するために特化された本だ。スペイン語のイロハを知らない人にはあまり役に立たないだろう。しかし、薄い文法書を読んである程度スペイン語を知った上で、この本をやり通せば効果てきめんのはずだ。ただし、やり通すには、なかなかの根気が必要だろう。

英書なので、当然英語で書かれているが、ごく平易なものだし、逆に、英語の説明が新鮮だったりする。説明がユニークなのは、英語で書かれているせいだけでなく、この筆者のせいかもしれない。たとえば、不定詞を説明しているところ。


The infinitive is like a hand grenade before you pull the pin: no real action, but a lot of potential.
[...] "Mary sings." In this sentence, "sings" is a conjugated verb. When you conjugate a verb, you pull the pin from the hand grenade and release its action."


なかなかユニークな説明だと思うが、ひょっとしたらアメリカでは普通にこうした教え方をしているのかもしれない。

スペイン語を勉強している人にはお薦め。