久しぶりに日本版の新作 DVD を紹介しておく。しばらく調べていないうちにけっこういろいろ出ている。
『道中の点検』『戦争のない20日間』『わが友イワン・ラプシン』そして『フルスタリョフ、車を!』の4タイトルが収録される模様。
ゲルマンの映画は映画館でしか見たことがないので、DVD で見たらはたしてどれほど印象が変わるのか。正直、不安ではある。「テレビに通る映画と、通らない映画がある」とダネーがどこかでいっていたが、『フルスタリョフ、車を!』の禍々しいパワーは小さなテレビ画面に収まるものだろうか。ともあれ、まだ見ていない人は絶対に見てほしい。
「アエリータ」1924年 原作:アレクセイ・トルストイ
「宇宙飛行」1935年
「母」1926年 原作:マクシム・ゴーリキー
「大地」1930年
「アジアの嵐」 原作:イワン・ノヴォクショーノフ1928年
「人生案内」1931年
「サーカス」1936年以上を収録。『人生案内』って実は見ていなかったりする。
『戦艦ポチョムキン』
『ストライキ』
『十月』
『全線~古きものと新しきもの~』
『アレクサンドル・ネフスキー』
『イワン雷帝』
『メキシコ万歳』『全線』だけ DVD を持ってないのでばら売りを希望。
『ジョセフ・ロージー BOX J・ロージー×D・ボガード×中田秀夫《初回生産限定》』
『召使』、『銃殺』、『できごと』のほかに、『リング』の中田秀夫監督による幻のドキュメンタリー『ジョセフ・
ロージー四つの名を持つ男』(初ソフト化)が特別収録される模様。
あんまりぱっとしないラインナップだが、どんどん続きが出ると思うので今後に期待しよう。
まだ見てないんです。もうすぐ見られます。
『アンジェイ・ワイダ DVD-BOX II: 夜の終わりに/約束の土地/大理石の男』
『カール・Th・ドライヤー コレクション/ クリティカル・エディション ミカエル』
なんでしょうか。ホモ映画ですね。
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』、『不安が不安』、『シナのルーレット』、『悪魔のやから』
日本でも根強い人気のカーペンターだが、唯一なかなか見れなかった作品がこれ。字幕無しの海外版なら持ってるんだが、さてどうしたものか。
評判のいいリマスター版。
町山智浩の『トラウマ映画館』で取りあげられていた作品ですね。
ラース・フォン・トリア『アンチクライスト』、『イディオッツ』
カンヌでは自らイディオッツを実践してましたね。
アピチャポン・ウィラセタクン『ブンミおじさんの森 スペシャル・エディション』
中島貞夫『にっぽん’69 セックス猟奇地帯』、『セックスドキュメント 性倒錯の世界』、『驚異のドキュメント 日本浴場物語』
『にっぽん’69 セックス猟奇地帯』しか見てない。意外とまともなドキュメンタリーだったと記憶してるのだが、『驚異のドキュメント 日本浴場物語』とか、タイトルを見るかぎりキワモノ映画にしか思えない。
ついでにこれも。
蓮實重彦×青山真治×黒沢清『映画長話 (真夜中BOOKS) [単行本(ソフトカバー)]